パナソニック、WiMAXによるネットワークサービス

　パナソニックは、1月25日より仮想移動体通信事業者(MVNO)として、WiMAXによる公衆無線ネットワーク回線の提供を開始する。

　Panasonic「WiMAX Service」として、パナソニックコンシューマーマーケティングが「Club Panasonic My MALL」の顧客に展開。同社が直接ネットワーク回線を提供する。これにより、パナソニック製品とネットワークサービスをEnd to Endで提供できるとする。

　通信サービスのみで、「Flat定額(4,480円/月)」、「Flat年間パスポート(3,880円/月)」、「Flat2年パスポート(3,830円/月)」の3種類を用意。また、モバイルルータ(URoad-8000)付きプランは「Flat年間パスポート(3,880円/月)」、「Flat2年パスポート(3,830円/月)」を用意する。3月20日までは特別価格でサービス提供するキャンペーンも実施する。

　パソコンやスマートフォンなどの情報通信機器だけでなく、テレビやレコーダ、デジタルカメラなどの家電製品もネットワーク回線に接続することで新たな商品価値が生み出させれつつある。一方で、ネット回線利用のために機器や回線事業者ごとに契約が異なる場合が多く、設定や障害復旧においてユーザーの負担が高く、機器メーカーのサポートも難しい。こうした課題に対応するため、パナソニックは直接ネットワーク販売するMVNOとして自社製品ユーザー向けにサービスを展開する。