バッファロー、スマホ連携/HDD対応メディアプレーヤー

-WebAccessで外出時視聴。FLAC、Webkit対応


LT-V200

 バッファローは、接続したHDDやSDカードの動画や音楽を再生できるほか、外出先でスマートフォンなどからもアクセスできるメディアプレーヤー「LT-V200」を2月下旬より発売する。価格は14,280円。

 動画や音楽、写真などを記録したUSB HDD/メモリやSDメモリーカードなどを接続できるほか、シリアルATAの3.5型HDDも内蔵できるメディアプレーヤー。パソコンやNAS(LAN HDD)内のコンテンツのネットワーク再生なども可能となっている。HDMIや光デジタル音声出力などを装備し、テレビやオーディオ機器に映像/音声出力できる。

 さらにLT-V200ならではの特徴として、同社のNASなどで採用しているWebAccess機能を搭載。家庭内のLANだけでなく、外出先からでもタブレットやスマートフォン経由でLT-200内のコンテンツを再生できる。iPhone/iPad用アプリとして「WebAcess i/WebAccess i HD」が、Androidアプリ「WebAccess A」が提供される。


LT-V200前面にSDカードスロットやUSB端子も装備背面

 対応動画形式は、MPEG-1/2/4とMPEG-4 AVC/H.264、DivX、WMV9/VC-1、XviD、Motion JPEG、RealVideo、FLV(H.263)。MPEG-2とAVC、VC-1などは1,920×1,080ドットのフルHDに対応し、ビットはMPEG-2が最高25Mbps、AVCが最高18Mbps、VC-1が8Mbps、DivXが4.5Mbps。DivX HD認証も取得している。

 音楽はAAC、MP3、WMA、WAV、OGG Vorbis、FLAC、Real Audio、ドルビーデジタル、DTSなどに対応。FLACは最高24bit/192kHzまでサポートし、HDMIから出力できる(光/同軸デジタルでは48KHzまで)。写真はJPEG、PNG、BMP、GIF、TIFF。


【訂正】
記事初出時に「DLNAのリモート再生(DMR)にも後日のアップデートで対応予定」と記載していましたが、DMR対応は未定となりました。Webブラウザ用の「iフィルター」対応と記載しておりましたが、非対応となります。また、FLACの24bit/192kHz出力は「光デジタル音声出力が可能」としていましたが、正しくは「HDMIから出力」となります。(1月26日)

リモコンが付属する

 YouTubeやFlickr、Picasaウェブアルバムなどのネットワークサービスに対応。YouTubeは、テレビ専用UIのYouTube XLにも対応する。WebブラウザはWebkitベースで、USBマウスでの操作も可能となっている。TV版Yahoo! JAPANにも対応する。

 HDD内蔵用のシリアルATA端子を装備するほか、HDD接続用のUSB端子(Type A)を2系統装備。キーボードなどを接続するUSB端子も2系統備えている。SDカードスロットやEthernetのほか、出力端子としてHDMI、コンポーネント、コンポジット、アナログ音声(RCA)、光/同軸デジタル音声を装備する。

 消費電力は24W。外形寸法は207×144×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約700g。リモコンが付属する。


(2012年 1月 25日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]