パナソニック、約23,000円のAirPlay専用スピーカー

-59mm薄型ボディ+竹繊維ユニットの「SC-AP01」


SC-AP01

 パナソニックは、AirPlay専用のスピーカーシステム「SC-AP01」を4月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は23,000円前後。

 Appleのワイヤレスオーディオ規格AirPlayに対応したスピーカー。iPhone、iPod touch、iPadなどのiOS搭載/AirPlay対応機器や、パソコンのiTunesで管理している楽曲の出力先として「SC-AP01」を選択することで、ワイヤレスで音楽再生が可能になる。

 AirPlay対応のための無線LAN(IEEE 802.11b/g)以外のオーディオ入力は持たず、AirPlay専用となる。DLNAレンダラーには対応しない。専用のリモコンアプリ「Panasonic Stereo System Remote 2012」も提供し、再生/停止などの基本操作のほか、イコライザ設定や低域強調、サラウンド調整などの設定が可能となる。


Panasonic Stereo System Remote 2012
SC-AP01

 インテリアに溶けこむよう、奥行き約59mmのスリム設計のボディを採用。10W×2chのスピーカーを内蔵。スピーカーユニットは竹繊維を採用した4cmコーンの新ナノバンブースピーカーで、剛性を向上させることで、高域をより綺麗にキレのあるボーカルを楽しめるという。

 また、クリアなボーカルと立体的な音場感を両立させるという「ダイレクトボーカルサランド」や、エアロストリームポートによるダイナミックな重低音なども特徴。前面にはメタルネットを装備する。

 無線LANの設定はWPSに対応。iPhoneなどを充電できる充電専用のUSB端子を装備する。電源はACアダプタで、消費電力は10W(ネットワークスタンバイOFF時 約0.12W)。外形寸法は430×59×128mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1kg。


(2012年 2月 22日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]