Google、ARメガネを使った「Project Glass」を始動

-小型ディスプレイで情報取得/SNS連携など


ARメガネをかけている様子

 米Googleは5日、AR(拡張現実)技術を用いた「Project Glass」を発表した。

 このプロジェクトは、ARメガネで様々な情報を得て、コミュニケーションなどに活用することを想定したもの。紹介ページの写真にあるARメガネは、右目側に小さな透過ディスプレイを搭載。前方の風景と重ねて様々な情報が取得できるようになっている。

 Project Glassの紹介ビデオでは、写真を撮ってSNSのGoogle+で共有することや、ビデオ通話/メールなどのコミュニケーション、天気や交通案内といった情報取得の様子などを例としてデモしている。同ビデオ内のメニュー画面には、音楽再生機能と見られるヘッドフォンの形をしたアイコンもある。

 なお、プロジェクトの詳細は明らかにしていないが、今後さまざまなアイデアを取り入れていく方針を示している。


右目側にある透過ディスプレイに、様々な情報を表示する


(2012年 4月 5日)

[AV Watch編集部 中林暁]