パナソニックDIGAがBDレコーダ初のエコマーク認定
パナソニックの、Blu-rayレコーダ「DIGA」7モデルが、日本環境協会のエコマーク商品に認定された。対象となるのは、2012年モデルのDMR-BZT920/820/725/720と、DMR-BWT620/520、DMR-BRT220。
日本環境協会 エコマーク事務局では、エコマーク商品類型No.149「BD/DVD レコーダー・プレーヤーVersion1」認定基準として、BDレコーダのエコマーク認定を行なっているが、DIGA 7モデルが初の認定製品となる。
DMR-BZT920 | エコマーク |
BD/DVDレコーダ/プレーヤーは、国内で年間500万台以上販売されており、世帯普及率72.8%、1世帯あたり1.33台保有と身近な製品だが、家庭での待機電力としては、ガス温水機器、冷暖房兼用エアコン、電話機に次いで高いという調査結果もあるという。
特にBDレコーダは製品のライフサイクルにおいて、機器の消費電力による使用時の環境負荷が高い。使用時の消費電力に関し、認定基準を見たすものは、最近2年以内に販売された機種の上位25%程度のみという。今回認定されたDIGAは、消費電力のほか、待機電力、省資源/リサイクル設計、有害物質に関する基準など14項目のすべての認定基準に適合したという。
環境ラベルに関する相互認証の仕組みによって、中国、韓国でも環境配慮製品として認められる初の製品になる。パナソニックでは、「消費電力以外にも、製品ライフサイクル全体を考え、総合的に環境負荷を低減するための基準が設定されている。製品本体や包装材料も徹底して省資源を追求し、解体容易性・リサイクル性、製品の廃棄方法の情報提供、および希少金属類(レアメタル)の使用削減も実現している」としている。
(2012年 4月 16日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]