ASUS、Android 4.0タブレット「ASUS Pad TF300T」

-キーボードドック付属で44,800円。Tegra 3搭載


ブルー

 ASUSTek Computerは、外付けキーボードを装着できるAndroidタブレットの新モデル「ASUS Pad TF300T」を発表。従来は「Eee Pad」シリーズとして展開してきたが、新モデルは社名を冠した「ASUS Pad」シリーズの第1弾として6月以降に発売する。

 32GBのフラッシュメモリを内蔵し、価格は44,800円。タブレット単体でキーボードが付属しないモデル「TF300-BL32」も34,800円で発売する。カラーは、キーボード付きがブルー(BL)、ホワイト(WH)の2色で、キーボード無しはブルーのみ。

 10.1型/1,280×800ドットのIPS液晶を備えた、Android 4.0.3搭載のタブレット。付属の「モバイルキーボードドック」を接続することで、ノートPCのようにQWERTYキーボードも利用できることが特徴。


ホワイトモバイルキーボードドックにより、ノートPCのように使うことができる

 HDMIマイクロ出力を搭載し、テレビなどに映像出力が可能(最大1,280×720ドット)。カメラは裏面照射CMOSセンサーとF2.2のレンズ採用の800万画素アウトカメラと、120万画素インカメラを搭載する。CPUはNVIDIAのクアッドコアプロセッサTegra 3を搭載する。メインメモリは1GB。32GBフラッシュメモリに加え、microSD/SDHCカードスロットも備える。また、オンラインストレージ「ASUS WebStrage」(8GB無料)も利用可能。

 無線LANはIEEE 802.11b/g/n。DLNA対応のデータ共有アプリ「MyNet」もプリインストールする。Bluetooth 3.0 + HSや、GPS、電子コンパス、光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープも搭載する。マイク/イヤフォン兼用端子と、スピーカーを内蔵する。

 キーボードドックにはバッテリも内蔵し、接続時は最長15時間の使用が可能(タブレット単体では約10時間)。また、キーボードにAndroidの設定変更を簡単に行なえるファンクションキーも搭載。マルチタッチに対応したタッチパッドにより、画面にタッチしなくてもジェスチャーで様々な操作が行なえるという。そのほか、ASUS独自機能として、USBマウス接続時に右クリックとミドルボタンの割り当てることも可能。

 外形寸法は、タブレット本体が180.8×263×20.3mm(縦×横×厚さ)で、キーボードドック接続時の厚さは20.3mm。重量はタブレット本体が約635g、キーボードドック接続時が約1.1kg。USB ACアダプタセットなどが付属する。



(2012年 5月 17日)

[AV Watch編集部 中林暁]