遠隔TV視聴アダプタ「VULKANO Lava」が録画対応

-SDカード/USB HDD対応。DLNAクライアント機能も


VULKANO Lava

 トランステクノロジーは1日、自宅のテレビチューナやレコーダの映像をインターネット経由で視聴できるストリーミングテレビアダプタ「VULKANO Lava」(ボルケーノ ラバ)のファームウェアをバージョンアップし、テレビ番組録画に対応した。インターネット経由で自動アップデートされる。

 バージョンアップにより、SDカードやUSB HDDにテレビ番組を録画できるようになり、録画予約にも対応。またUPnP/DLNAクライアント機能により、パソコンやiPhone、Android端末に保存しているコンテンツをVULKANO経由でテレビ視聴することも可能。そのほか、手元のVULKANO経由で別のVULKANOに接続されたテレビを視聴する「Watch Remote TV(リモート視聴)」機能や、YouTube映像を視聴できる「Internet Apps(インターネットTV)」機能も追加された。

 今回のバージョンアップでiPhoneやAndroid端末に録画番組を転送し、オフラインでの視聴も可能になるとしているが、著作権保護された番組の再生に対応するiOS/Android用のクライアントアプリは現在開発中。公開はアップデート用ファームウェアの公開から1カ月程度後を予定しており、すでにApp Store及びGoogle Play(旧Android Market)でアプリを購入済みのユーザーについては、アプリの更新で対応するとしている。

 「VULKANO Lava」の録画対応ファームウェアの公開は、当初2011年末を予定していたが、開発の遅れによる延期を発表。その後2012年2月にも開発の遅延を理由に再度延期を告知した後、今回のバージョンアップに至ったという経緯がある。


(2012年 6月 1日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]