オーテク、テレビ音声を明瞭に聴けるスピーカー2機種

-「はっきり音」ボタン。オートパワーON/OFF対応


 オーディオテクニカは、テレビ音声を手元で聴ける「SOUND ASSIST」シリーズのアクティブスピーカー2モデルを7月13日に発売する。

 価格はオープンプライスで、店頭予想価格はステレオスピーカー内蔵の「AT-SP220TV」が4,000円前後、モノラルスピーカーの「AT-MSP55TV」が2,000円前後。カラーは、AT-SP220TVがホワイトのみで、AT-MSP55TVがブラック(BK)とホワイト(WH)の2種類。

ステレオスピーカーの「AT-SP220TV」モノラルスピーカーの「AT-MSP55TV」

 いずれも、テレビのニュース音声や、ドラマのセリフなどをはっきり聴こえる独自の音質補正回路を内蔵。ステレオモデルのAT-SP220TVには「はっきり音」ボタンを備え、これを押すことで「はっきり音」のON/OFFが行なえる。テレビとの接続はステレオミニで、入力ケーブルの長さは5m。

 AT-SP220TVにはオートパワーオン/オフ機能も搭載。テレビからの音声入力信号が約3分間無い場合は待機状態に、その状態で再び信号を感知すると電源が入るようになっている。

 両機種ともヘッドフォン出力を搭載。「AT-SP220TV」はステレオミニ、「AT-MSP55TV」はモノラルミニで、手持ちのヘッドフォンから音質補正された音を聴くこともできる。

 アンプ出力は、AT-SP220TVが1,200mW×2ch、AT-MSP55TVが1,500mWモノラル。スピーカーユニットはSP220TVが52mm径×2、MSP55TVが55mm径×1。

 大型のボリュームノブを採用し、電源スイッチと一体化。背面にはケーブルを巻きつけられる収納部を設けている。天面にキャリングハンドルも備える。

 電源はACアダプタまたは単3電池4本。電池駆動時の連続使用時間は、SP220TVが約50時間、MSP55TVが約70時間。外形寸法と重量は、SP220TVが170×105×86mm(幅×奥行き×高さ)、約465g。MSP55TVが90×133×89mm(同)、約294g。

AT-SP220TVの背面AT-MSP55TVの背面


(2012年 6月 15日)

[AV Watch編集部 中林暁]