ニュースペースデザイン、オペアンプを選べるUSB DAC

FD-20

　ニュースペースデザインは、ヘッドフォンアンプ内蔵のUSB DAC「FD-20シリーズ」3モデルを6月20日に発売する。価格は39,800円で、セール価格として29,800円で販売する。対応OSはWindows XP/Vista/7とMac OS X。

　いずれも最高24bit/96kHzの入力に対応したUSB DACで、DACチップにはTI/バーブラウンのPCM1798を搭載する。出力は同軸デジタルとアナログRCA、ヘッドフォンアンプが各1系統で、ヘッドフォンアンプとしても利用できる。

　3モデルはアナログライン出力段のオペアンプが異なり、好みに応じて選択可能。スタンダードモデル「FD-20」にはバーブラウンのOPA2134PAを搭載。また、ジャズ/クラシック/フュージョン向けという「FD-20S」はナショナルセミコンダクタ製のLME49720を採用する。イージーリスニング/ポップス/バラード向けという「FD-20P」は、JRC製の「NJM5532DD」を搭載する。

背面

　上記以外の仕様はほぼ共通で、ライン出力段のDC-DCコンバータはL/Rチャンネルそれぞれ独立構成とすることでチャンネル間の干渉を抑えている。SN比はライン出力が100dB以下、ヘッドフォン出力が90dB以上。電源はACアダプタを使用する。外形寸法は96×121×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は450g。