Microsoft、自社タブレット「Surface」を発表

-Windows RT版は9.3mm


Surface

 Microsoftは18日(米国時間)、自社ブランドのタブレット「Surface」を発表した。今秋のWindows 8の発売と同時に発表予定で、価格は公表していないが、「ARMタブレットやUltrabook PCと競争力ある価格になる」としている。

 ARMプロセッサで動作するWindows RT版と、Intel Coreプロセッサで動作するWindows 8 Pro版が用意され、Windows RT版が先行して発売、Windows 8版は90日程度遅れての発売となる見込み。

 タブレットとして利用できるほか、キーボードを用いたフル機能のWindowsとしても動作。いずれも10.6型のクリアタイプディスプレイを搭載し、タッチ操作に対応。Windows RTはHD解像度、Windows 8版は1,920×1,080ドットのフルHDとなる。アスペクト比は16:9で、背面スタンド「KickStand」により上に約22度傾いた形となるため、自然なポジションでPC利用や映画鑑賞が可能という。

 筐体デザインもVaporMgとよぶ手法を採用し、マグネシウムを使ったラグジュアリーウォッチ風の高級感を演出。薄型化を実現するとともに、剛性も高めている。3mm厚でキーストロークやジェスチャを認識するTouch Coverと、5mm厚で通常のキーボードのタッチ感が得られるType Coverの2種類のキーボードが用意される。また、Windows 8版ではPen入力にも対応する。


スタンドで自立背面カラーバリエーションも

 厚みは9.3mm(Windows RT)/13.5mm(Windows 8)で、重量は676g(Windows RT)/903g(Windows 8)。メモリはWindows RT版が32GBと64GB、Windows 8版が64GBと128GB。各モデルmicroSDカードスロットも装備する。


OSWindows RTWindows 8 Pro
重量676g903g
厚み9.3mm13.5 mm
ディスプレイ10.6型HD10.6型/1,920×1,080ドット
インターフェイスmicroSD
USB 2.0
Micro HD Video
2×2 MIMO antennae
microSDXC
USB 3.0
Mini DisplayPort
2×2 MIMO antennae
入力Office Home &
Student 2013 RT
Touch Cover
Type Cover
Touch Cover
Type Cover
Pen with Palm Block
メモリ容量32GB
64GB
64GB
128GB

(2012年 6月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]