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ムーンウォーク初披露、伝説のステージ再現。映画「Michael/マイケル」本編映像公開
2026年5月19日 10:00
“キング・オブ・ポップ”、マイケル・ジャクソンの軌跡を描く伝記映画「Michael/マイケル」が6月12日より全国公開される。その本編から、伝説のステージを圧巻のパフォーマンスで再現した「ビリー・ジーン編」が公開された。配給はキノフィルムズ。
本作で描かれるのは、父の厳格な支配と自身のビジョンの狭間で揺れながら、数々の名曲を生み出していく若き日のマイケルの“創造の瞬間”。そして、その圧倒的な才能ゆえに孤独や葛藤を抱える、ひとりの人間としての姿。
主演はマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソン。幼少期をジュリアーノ・ヴァルディが演じるほか、父ジョセフ役にコールマン・ドミンゴ、母キャサリン役にニア・ロング。加えて音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズ役をケンドリック・サンプソン、弁護士ジョン・ブランカ役をマイルズ・テラーが演じるなど、実力派キャストが集結した。
公開された本編映像は、1983年5月16日放送のテレビ特番「モータウン25周年記念コンサート」でマイケル・ジャクソンが「ビリー・ジーン」を披露した伝説のステージを映し出したもの。マイケル・ジャクソンが初めて“ムーンウォーク”を披露した歴史的瞬間として知られ、音楽とダンスの歴史を塗り替えたステージとして、今なお世界中で語り継がれている。
スパンコールがあしらわれたジャケットと白いグローブ、マイケルを象徴するアイコニックな衣装に身を包んだジャファーは、ステージに現れた瞬間に観客の視線を支配。“キング・オブ・ポップ”の名に相応しいカリスマ性とオーラを全身から放ち、キレ味鋭いムーンウォークで観る者を一気に熱狂の渦へと引き込んでいく。
歌唱シーンは、現場で収録したジャファーの歌声とマイケル本人の歌声を高度な音響技術によって融合し、シーンごとに絶妙なバランスで構成されている。
2年に及ぶリハーサル期間を得てマイケル・ジャクソンを体現したジャファー・ジャクソンは、「わたしにとって最も難しかったことは、彼の動きを体現すること、身体的な表現やダンスの動きやその動きに込められた意味を本当に理解することでした」と振り返った上で、伝説の「ビリー・ジーン」パフォーマンスは「私にとって最も意味のあるパフォーマンスでした。ビリー・ジーンは最初にリハーサルを始めたパフォーマンスでもあります。そして、最も挑戦的なパフォーマンスでもありました」と並々ならぬ思い入れを告白。
練習ではマイケルの映像をコマ送りで分析し、フレーム単位でマイケルの動きを合せる努力を重ねたそうで、「今までで一番難しいパフォーマンスだった。通算すると、(マイケル関連の映像の中で)自分史上最多の再生回数になるくらい再生したんじゃないかな」と振り返った。
アントワーン・フークア監督は、「マイケルがムーンウォークを披露した瞬間を、誰もが覚えている。私たちは、あの歴史的瞬間を正確に描く責任を感じていた」と熱い思いを語った。
なお撮影は実際に「モータウン 25 周年記念コンサート」が収録されたパサデナ・シビック・オーディトリアムで敢行。ステージデザインや照明、カメラアングルに至るまで徹底的なリサーチの上、伝説的なパフォーマンスが再現された。


