アイ・オー、YouTube再生対応「LinkTV」をアップデート

-iPhoneから操作可能。プレイリスト作成やUI改善も


LinkTV

 アイ・オー・データ機器は6日、YouTube動画をテレビで再生できるメディアプレーヤー「LinkTV」のファームウェアをVer.2.50に無償アップデートした。本体の設定メニューからダウンロードして更新できる。

 「LinkTV」は、テレビにHDMI接続してYouTubeの動画をリモコンで選択/再生できるメディアプレーヤー。YouTube以外に、ネットワークメディアプレーヤーとしても利用可能で、ホームネットワーク内のパソコン/NAS(LAN HDD)や、接続したUSB HDDの動画/音楽を再生できる。

 Ver.2.50へのアップデートにより、iPhone/iPad/iPod touchからのリモコン操作に対応。無償公開されているアプリ「LinkTV Remote」を使って無線LAN経由でLinkTVを操作でき、YouTubeのキーワード検索にもiPhoneなどから文字入力できる。YouTubeのアカウントがあれば、お気に入りやプレイリストの管理、リストからLinkTVで再生することも可能。

 また、気に入った動画を整理して登録できるプレイリスト機能にも対応。LinkTV付属リモコンの「リスト」ボタンを押すだけでプレイリストへ登録できる。さらに、「80年代音楽」、「海外アニメ」など、複数のプレイリストを自由に作成可能。通常の動画と同様に連続再生することもできる。なお、プレイリスト機能の利用には別売USBストレージが必要。登録した動画は自動的にキャッシュされる。

 メニュー画面も全面的にリニューアル。わかりやすいアイコンとリモコンボタン説明の表示により、誰でも簡単にYouTubeを楽しめるという。また、操作に迷った場合も、リモコンの黄色ボタンを押せばヘルプ画面が表示される。

 その他の新機能として、リモコンの「情報」ボタンを押すことで、投稿者が記載した動画の説明を表示可能になる。また、投稿者を検索できる機能も追加。キーワード先頭に"_"を付けて検索することで可能になる。



(2012年 7月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]