ジャパンディスプレイ、438ppiフルHDなど次世代液晶

車載用のコーナカットや新IPS。FPD展で披露


 ジャパンディスプレイは、スマートフォン、タブレット、車載向けの3種類の最先端ディスプレイを開発。10月31日から11月2日までパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2012」に出展する。

 技術開発をリードする「イノベーションビークル」として3タイプのディスプレイを開発。スマートフォン向けは、LTPS採用の5型/1,920×1,080ドットのフルHD IPS液晶で、精細度は438ppi。新型IPSによる高コントラスト(2,000:1)、RGBW画素採用による省電力(バックライト電力を従来比で半減)などを実現した。モジュールの厚みも1mm(カバーガラス除く)と薄型化している。タブレット向けは、7型/WQXGAの431ppi。

 車載向けには、12.2型/1,920×720ドットで、黒が特徴の新IPS、ディスプレイの形を自由にするコーナーラウンドカットと曲面フォルム、低消費電力、タッチパネル内蔵など、次世代自動車に求められる機能を実現した。



(2012年 10月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]