パイオニア、15倍速記録/Windows 8対応BDドライブ

実売15,000円の「BDR-208JBK」


BDR-208JBK

 パイオニアは、業界最速というBD-Rへの15倍速記録に対応したパソコン内蔵型Blu-rayドライブ「BDR-208JBK」を、11月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。販売はエスティトレード。カラーはブラック(BK)のみ。

 10月26日発売予定のWindows 8に対応するBDドライブ。同梱のBlu-ray 3D対応再生ソフト「PowerDVD 10」や、「PowerDirector 9」、「InstantBurn 5」、「PowerBackup 2」などのソフトウェアもWindows 8に対応。Windows XP/Vista/7でも動作する。

 筐体の剛性を上げて不要な振動を抑える独自のハニカム構造を採用。ディスクの回転によって筐体内で発生する風を整えて循環させ、長時間稼働時や高速回転時におけるピックアップやディスク表面の温度上昇を抑えるという。また密閉性を高めた構造で防塵性と静音性も実現する。

 汚れや傷で音楽CDのデータが読み取れない時に、独自のアルゴリズムで再度読み取りを行なう「PURE READ2(原音再生)」を搭載。音質変化の原因となるデータ補完の発生頻度を抑え、「音楽CD本来の音質で再生できる」という。また、DVD再生時に1080pへアップコンバートする機能を搭載。そのほかCPRMディスクやAVCRECディスクの再生にも対応する。

 BDXLにも対応し、最高記録速度はBD-Rが15倍速(LTHは8倍速)、BD-R DLが14倍速、BD-R TLが8倍速、BD-R QLが6倍速、BD-RE(SL/DL/TL)が2倍速。DVD±Rは16倍速、DVD±R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速、DVD+RW 8倍速、DVD-RAM 5倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。

 BDからの読み出し時に発生する信号ノイズをクリアにする「リミットイコライザー」や書き込み精度を向上する「ディスク共振スタビライザー」などを搭載する。インターフェイスはシリアルATA。外形寸法は148×180×42.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は740g。


(2012年 10月 24日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]