ファイナル、金属筐体イヤフォン2機種にゴールドメッキモデル

22万円の「heaven VI-CG」と「Piano ForteX」新色


 ファイナルオーディオデザイン事務所は、クロム銅削り出しの筐体を採用したカナル型(耳栓型)イヤフォン2機種に新色として、ゴールドメッキ仕上げモデルを追加。ダイナミック型ユニットの「Piano Forte X-G」を11月下旬より、バランスド・アーマチュア(BA)ユニット採用の「heaven VI-CG」を12月上旬より、それぞれ発売する。店頭予想価格はどちらも既発売モデルと同程度で、Piano Forte X-Gが22万円前後。heaven VI-CGは45,000円前後。

Piano Forte X-Gheaven VI-CG

 筐体の仕上げ以外の仕様は、既発売のモデルと共通。Piano Forte X-Gは、筺体内の空気の流れを最適化するという横長の円錐形状が特徴。振動板前面に、振動板前後の圧力差を制御するプレッシャーリングを配置し、振動板の歪みを低減。筐体に空気圧調整孔を備え、筐体内の空気圧を最適化する技術を採用している。16mm径ユニットを搭載し、感度は108dB、インピーダンスは16Ω。ケーブルは1.4m。重さは約38g。キャリングケースが付属する。

 heaven VI-CGは独自カスタマイズしたBAのシングルユニットを搭載。感度は112dBで、インピーダンスは16Ω。BAM(Balancing Air Movement)機構により筺体内の空気の流れを最適化し、よりシンプルな機構とする事で、細身の筐体を実現。イヤーピースには遮音性の高いタイプと、共振音の少ないタイプの2種類を同梱。S/M/Lの3サイズを各種類に用意する。ケーブルはフラットタイプで長さは1.2mのY型。重さは約17g。キャリングケースが付属する。


(2012年 11月 14日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]