ビーウィズ、ルームミラー型の車載PCMプレーヤー

CF内の楽曲再生。マグネシウム筐体/21万円


設置イメージ

 ビーウィズは、カーオーディオの新製品として、ルームミラー型のリニアPCMプレーヤー「STATE MM-1D」を2013年2月1日より発売する。価格は21万円。12月1日より受注を開始する。

 同社のハイエンドオーディオリファレンス機として'05年に発売された「Mirror Media MM-1」を約7年半ぶりにリニューアル。90%以上(部品点数比)の構成部品を刷新し、高音質化を図っているほか、日本語表示対応の高精細デジタルディスプレイや、オールマグネシウムボディを採用している。

 なお、この製品は単独では使用できず、同社製DACシステム「BEWITHSTATE」、または「スマートインターフェース」(Mirror Media MM-1の付属品)が別途必要となる。MLコネクタ規格(21P)によるデジタル接続専用で、Mirror Media MM-1からの置き換えに対応する。

 再生メディアは従来モデルと同様にCF(Type I/II、最大64GB)を使用。リニアPCM(WAV)とMP3を再生できる。なお、今後AACやFLACの再生に対応するバージョンアップも計画しており、時期や方法などは改めて案内するという。再生(認識)可能フォルダ数は最大総合計約2万フォルダ、ファイル(曲)数は約10万ファイルまで対応する。

 ミラーガラスには、優れた光学品質/耐熱性/耐衝撃性を特徴とする独SCHOTT製の高性能光学ガラスを採用。裏面に誘導体多層膜融着処理(8層)を施し、反射率90%以上のハーフミラーとした。内蔵ディスプレイの映像を鮮やかに透過させながら、ルームミラーとしての品質も高めている。

 3.5型QVGAの液晶をミラーガラス裏側に内蔵し、曲名/アーティスト名/ファイル名などを表示可能。バックカメラなど外部映像信号との重畳表示も行なえる。なお、映像入力には前述のBEWITHSTATEまたはスマートインターフェースが必要。

 取り付けステー込みの外形寸法は280×41×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は450g。別売カードリモコンからの操作にも対応する。

再生メディアはCFを利用曲名などをハーフミラー内に表示できる


(2012年 11月 16日)

[AV Watch編集部 中林暁]