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DTS Expressのサラウンド技術をUltraVioletで提供開始

 DTSは11日(米国時間)、Digital RapidsやElemental Technologies、Roviなどのコンテンツソリューションプロバイダが、UltraVioletの動画配信標準ファイルフォーマット(Common File Format:CFF)のコンテンツ制作で、DTS Expressサラウンドサウンドに対応したと発表した。

 DTS Expressは、DTS-HDシリーズのオーディオ・ソリューションの一つ。主にデジタルコンテンツ配信向けの利用を想定しており、64kbps以上のステレオ、160kbps~512kbpsの5.1ch、288kbps~768kbpsまでの7.1chサラウンドをサポート。DTSリアルタイムトランスコーダを搭載した製品との下位互換性を有している点が特徴。

 UltraVioletは、ひとつのユーザーIDで管理される様々なデバイスの間でのコンテンツの管理/視聴を可能にするコンテンツ配信のネットワーク基盤。DTSは、コンテンツソリューションのパートナーと協力し、配信規格であるCFFを支援している。

(臼田勤哉)