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DTS-HDが、UltraVioletで配信されるパラマウント作品に採用

 DTSは16日(米国時間)、オーディオコーデックの「DTS-HD」が、デジタルコンテンツ配信基盤の「UltraViolet」で配信される、パラマウント映画作品の音声フォーマットとして採用されたことを発表した。

 DTS-HDコーデックは、パラマウントの映画作品のサラウンド音声フォーマットとして、UltraVioletの動画配信標準フォーマット「CFF」(Common File Format)に採用され、対応コンテンツは2013年下半期に提供開始予定。

 UltraVioletは、映画スタジオなどが主導しているデジタルコンテンツの配信基盤。デジタル映像の使用権をクラウドベースで管理し、消費者が購入したコンテンツを複数の機器で視聴可能にするサービスなどを提供する。米国では、BDやDVDパッケージを購入し、同封されているコードをUltraVioletのサイトに登録すると、その作品をPCやスマートフォンなどで視聴可能になるサービスが提供されている。

(一條徹)