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ラステーム、24bit/192kHz対応の小型USB DAC「UDAC32R」
32bit/192kHzで内部処理。光/同軸デジタル入力も
(2012/12/18 15:44)
ラステーム・システムズは、プリアンプ/ヘッドフォンアンプ機能内蔵のハイレゾ対応USB DAC「UDAC32R」を12月18日に発売する。価格は33,600円。
USB、光、同軸のデジタル入力計3系統を備え、全ての入力で24bit/192kHzをサポートするDAC。XMOS製のUSB Audio 2.0(High-Speed)対応USBコントローラを実装し、PCとのアシンクロナス伝送による無損失デジタルオーディオを実現するという。
2個の独立した±1.0ppmのTCXO水晶発振器(24.576MHz/22.5792MHz)も搭載しており、24.576MHzでは48kHz、96kHz、192kHzの音楽データに対応。22.5792MHzは44.1kHz、88.2kHz、176.4kHzに対応する。なお、USBオーディオ信号は絶縁されており、PC側からのノイズを遮断。電源は付属のACアダプタを使用する。
アンバランス出力のアナログRCAを1系統備え、内部処理でオーバーサンプリングによる32bit/192kHzをサポートするプリアンプとして使用可能。標準プラグのヘッドフォン出力も搭載し、最大出力は110mW×2ch(32Ω)。ヘッドフォン出力専用の32bit/192kHz対応DACとアンプIC「TPA6130A2」を搭載する。電子ボリュームを搭載し、0.5dBステップで音量制御が可能。ライン/ヘッドフォン出力の個別ボリューム調整が可能で、出力音量を同期させる事もできる。
96×96ドットのフルカラー有機ELディスプレイを備え、入力サンプリングレートやレベルメーター表示が行なえる。またファームウェアアップデート用のUSBポートも装備する。
対応OSはWindows XP/Vista/7以降で、専用ドライバを同梱。Mac OS 10.6.3以降ではOS標準ドライバで動作する。Windows用ドライバはASIOに対応し、Vista/7ではWASAPIでも使用可能。外形寸法は123×127×48mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約600g。音量調整や入力ソースの切り替え、レベルメータの変更、ミュートのON/OFFなどが行なえるリモコンが付属する。