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「Kodak」ブランド、米JK Imagingの製品にライセンス
デジカメ/ポケットビデオカメラなど。第2四半期に第1弾
(2013/1/10 17:56)
米Eastman Kodak(コダック)は7日(米国時間)、米JK Imagingとの間でコンシューマ向けデジタル製品におけるブランドライセンスの複数年契約を締結したと発表した。
これにより、JK Imagingのデジタルカメラやポケットビデオカメラ、ポータブルプロジェクタなどのコンシューマー向け製品に「Kodak」の商標が使用される。最初の製品は2013年度第2四半期に発表される予定。なお、契約条件については公開されていない。
米Kodakは2012年1月に米国連邦破産法11章(チャプター11:日本の民事再生法に相当)を申請しており、コンシューマ向けデジタルキャプチャ製品の販売から、2012年上半期中に撤退すると発表していた。
JK Imagingは、米カリフォルニアに本社を持つ株式非公開企業で、世界12カ所の営業拠点から、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、中東に展開。同社のジョー アティックCEOは「1世紀以上にわたりイメージングの分野を牽引してきたコダックというブランドには非常に大きな価値がある。その伝統を継承し、次世代のポータブル家電製品を、世界中の人々の生活を向上させる『マストアイテム』として提供していく」とコメントしている。