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アドバンスト、スマホの映像をTVに表示する「iSenseTV」

動画や写真を大画面で。YouTubeの視聴も可能

iSenseTV

 アドバンスト・コミュニケーションズは、スマートフォンの映像や音声をテレビに表示できるSTB「iSenseTV」(OTD-1300)を1月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,000円前後。

 50×83×15mm(幅×奥行き×高さ)の小型端末で、HDMI出力を装備。付属のHDMIケーブルでテレビと接続する。無線LAN機能を備えており、ワイヤレスでスマートフォンと連携。スマートフォンの画面をテレビに表示する事ができる。

 スマートフォン側は、Android OS採用端末に対応。Google Playから専用アプリ「iSenseTV」(無料)をダウンロード。そのアプリを使って、テレビに接続した「iSenseTV」とワイヤレスで接続。スマートフォン側で静止画、音楽、映像を選ぶと、その映像や音声が伝送され、iSenseTVを介してテレビに表示される。専用アプリを使うことで、複雑な設定をせずに表示できるのが特徴。

 スマートフォンに保存したデータだけでなく、YouTubeの動画も、アプリの「iSenseTV」を介してテレビに表示可能。アプリ側で早送りや巻き戻し、音量調節なども行なえ、スマートフォンをリモコンのように使用する事もできる。

 なお、iSenseTVとスマートフォンの接続方法は、双方を直接接続するアクセスポイントモード(APモード)と、ルータなどにiSenseTVが接続するステーションモード(STモード)の2種類がある。前述のYouTube視聴は、インターネットに接続している必要があるため、このSTモードのみで利用できる。

 Android OS向けアプリは、Android 2.3.3以上に対応。iOSも、今後対応予定だという。転送表示できる動画は、1,920×1,080/30pまで対応する。STBの電源は、付属のACアダプタを使用する。

(山崎健太郎)