NEC、10型タブレット「LifeTouch L」チューナセットモデル

LifeTouch L ワイヤレステレビチューナーセットモデル(LT-TLX7W/1A)

　NECは、10.1型液晶/Android 4.0搭載のタブレット「LifeTouch L」に、無線LAN接続の地上/BS/110度デジタルチューナを同梱した「LifeTouch L ワイヤレステレビチューナセットモデル(LT-TLX7W/1A)」を1月31日より発売する。価格はオープンプライスで、NEC Direct価格は64,890円。

　Lifetouch Lは、10.1型/1,280×800ドットのIPS液晶を搭載したAndroidタブレットで、薄さ7.99mm、重量540g。内蔵メモリは32GB。DTCP-IP/DLNAに対応し、家庭内のHDDレコーダやテレビパソコンで録画した番組を、ワイヤレスでストリーミング視聴できる。IEEE 802.11a/b/g/n無線LANやBluetooth Ver.2.1+EDRを搭載する。

　ワイヤレステレビチューナセットモデルは、LifeTouch Lとワイヤレステレビチューナ、microSDカード(32GB)をセットにしたもの。LifeTouch Lと無線LAN環境があれば、家庭内のさまざまな場所で、LifeTouch Lをポータブルテレビとして利用可能になる。また、5GHz帯の無線LANにも対応しているため、安定した受信が可能という。

LifeTouch L

ワイヤレステレビチューナ

　チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各1系統装備。USB端子も備えており、別売のUSB HDDを接続することで、録画にも対応する。ただし、チューナが1系統のため、番組視聴中に裏番組を録画することはできない。チューナの外形寸法は170×150×41.5mm(幅×奥行き×高さ)。

チューナの背面

　LifeTouch Lで放送/録画番組視聴する際には、チューナ側でMPEG-4 AVC/H.264にトランスコードを行なう。画質モードは高画質6Mbpsと低画質2Mbpsで解像度はともに1080p。放送視聴時にはリアルタイムでトランスコード、録画番組は録画時にAVC変換を行なう。

　視聴/録画用アプリはDLNA/DTCP-IP対応の「DiXiM」で、テレビチューナ連携機能などをLifeTouch L専用に拡張。DiXiM内でチューナ設定や番組表からの録画予約、再生操作などが行なえる。外出先からの番組予約にも対応する。テレビ視聴時のバッテリ駆動時間は約8.5時間。

　また、今後のアップデートにより、USB HDDに録画した番組の「番組持ち出し(DTCPムーブ)」にも対応予定。時期は未定。また、既にLifeTouch Lを購入済みの人を対象とした、チューナユニットの単体販売も3月上旬に予定している。