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JVC、D-ILAプロジェクタ向けのiOSリモコンアプリ

「D-ILA Remote」。DLA-X95R/X75R/X55Rに対応

ホーム画面

 JVCケンウッドは、JVCブランドのホームシアタープロジェクタ「DLA-X95R」などで利用できる、iOS用リモコンアプリ「D-ILA Remote」バージョン1.1.1を1月28日よりApp Storeで無償提供開始した。

 iPhoneやiPadなどからプロジェクタのリモコン操作が行なえるアプリ。対応するプロジェクタは「DLA-X95R」、「DLA-X75R」、「DLA-X55R」の3モデルで、いずれもスマートフォン連携機能を搭載し、4Kや3D表示に対応している。

 プロジェクタの電源操作や映像入力の切り替え、画質やカラー調整などが可能。見やすいメニュー表示を用意し、プロジェクタ付属のリモコンにはないボタンもアプリ画面に備えるという。無線LAN機能を利用するため指向性がなく、プロジェクタに向けずに操作できるほか、暗所でも利用可能としている。

 動作条件として、プロジェクタを無線LANルータに繋ぎ、同一ネットワーク内の無線LAN環境でiOS端末が利用可能な状態になっている必要がある。iOS 5.1以降を搭載したiPhone 4/4S、第4世代iPod touch、第3世代までのiPadで利用可能。なお、iOS 6については検証中としている。

ピクチャートーン・カラー調整
投写距離設定

 DLA-X95R/X75R/X55Rは、2012年11月に発売したD-ILAプロジェクタ。価格はX95Rが105万円、X75Rが89万2,500円、X55Rが63万円前後。

 0.7型/1,920×1,080ドットのD-ILAパネルと新光学エンジンを搭載。ネイティブコントラストはX95Rが13万:1、X75Rが9万:1、X55Rが5万:1。ランプは230Wの超高圧水銀ランプで、輝度は1,200ルーメン。4K表示のためのピクセルシフト(画素ずらし)技術を強化した「e-shift 2」を採用。映像処理技術「Mulitple Pixel Control」を強化した4Kスケーリングエンジンや、5種類の映像特性に適した映像処理を行なう「4Kプロファイル」を搭載する。3D表示にも対応する。

DLA-X95R
DLA-X75R
DLA-X55R

(庄司亮一)