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日立、iPhone/iPadでワイヤレス投写可能なプロジェクタ
約23cmで80型投写できる超短焦点モデルなど5機種
(2013/2/26 16:01)
日立コンシューマエレクトロニクスは、超短投写距離の液晶プロジェクタ5機種を、3月初旬より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。発売時期は、電子黒板機能を搭載する「CP-AW3019WNJ」が3月初旬発売。それ以外の4機種はすべて5月初旬発売。
型番 | 方式 | パネル解像度 | 輝度 | 発売日 |
---|---|---|---|---|
CP-AW3019WNJ | ミラー反射型 | 0.59型×3枚/1,280×800ドット | 3,000ルーメン | 3月初旬 |
CP-A352WNJ | 0.63型×3枚/1,024×768ドット | 3,500ルーメン | 5月初旬 | |
CP-AW312WNJ | 0.59型×3枚/1,280×800ドット | 3,000ルーメン | ||
CP-D32WNJ | 直接投写型 | 0.63型×3枚/1,024×768ドット | 3,200ルーメン | |
CP-DW30WNJ | 0.59型×3枚/1,280×800ドット | 3,000ルーメン |
いずれもiPhone/iPadからのワイヤレス投写に対応する超短焦点のプロジェクタ。ビジネスや教育現場での利用を想定している。無償アプリ「Projector Quick Connection」をiPhone/iPadにインストールし、USB接続のワイヤレスアダプタ(USB-WL-11N)を本体に装着することで、プロジェクタ操作などをワイヤレスで行なえるのが特長。また、CP-AW3019WNJは電子黒板機能を備え、プロジェクタ付属ソフトとして「StarBoard Software」を採用。付属のインタラクティブペンによる画面への書き込みや、書き込んだ内容の保存が行なえる。「マルチプロジェクター機能」や「モデレーターコントロール機能」、プロジェクタの遠隔操作機能なども搭載。
写真やドキュメント、ウェブ画面の投写やスライドショー、マルチ表示(4画面分割表示)に対応し、電源操作や入力切替なども可能。iCloudへのドキュメントの自動ダウンロード/アップロードに対応する。対応ファイル形式は、JPEG、PNG、PDFのほか、Microsoft Officeドキュメント(Word、Excel、PowerPoint)やアップルのiWorkドキュメント(Pages、Numbers、Keynote)など。
すべての機種で、独自の「自由曲面レンズ・ミラー」を投写光学系に採用。CP-AW3019WNJはスクリーンから本体前面まで約26cmの短い距離で、80型の投写が可能。ミラー反射型のCP-A352WNJ/AW312WNJは、80型投写を行なう際の距離はそれぞれ約23cmと約26cm。直接投写型のCP-D32WNJ/DW30WNJはそれぞれ約71cm、約76cmとなる。
レンズは単焦点で、ミラー反射型の3機種は1.35倍のデジタルズームとコーナーフィットによる曲面投写が可能。投写画面の歪み補正が簡単に行なえるという。別売スタンド「TT-251」を装着することで机上投写にも対応できる。
明るい場所でもより見やすくする高輝度化を実現しながら、ランプ電力の制御技術「ImageCare」を応用した、独自の2つの省エネモードを搭載。同時に有効にすると、消費電力を1時間あたり最大40%低減できるとしている(ミラー反射型モデルの場合)。