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オオアサ電子、円筒形無指向性スピーカー「TS550」

PCとUSB接続可能。パッシブ型の「TS500」も

パソコンとの組み合わせイメージ

 オオアサ電子は、オーディオブランド「Egretta」の「ナチュラルサウンド・スピーカー」として、パッシブタイプの「TS500」と、アクティブタイプの「TS550」を6月上旬に発売する。価格は、「TS500」が64,890円、「TS550」が79,800円。広島の山間地域にある工場で手作業で製造しているという。

 スリムな円筒形筐体を採用したスピーカー。上部にユニットとリフレクタを搭載した無指向性システムとなっており、「部屋のどの位置に配置しても同じようなクリアな音質を実現した」という。テレビやPCなどと組み合わせての使用を想定している。

スリムな円筒形のエンクロージャを採用

 スピーカー部分の仕様はTS500/TS550で共通。ユニットはフェーズプラグ付きの8cm径で、振動板には竹繊維コンポジットコーンを採用。筐体自体に低音を増幅する構造を採用しており、「小型スピーカーとは思えない豊かな低音を奏でる」という。再生周波数帯域は50Hz~22kHz。

 アンプ内蔵のTS550は、最大出力10W×2ch。入力端子として、USB、アナログRCA、光デジタルを各1系統装備。USB端子は、PCと接続してUSBオーディオ(USB Audio Class 1.0)として動作する。この入力部分は本体から取り外す事もでき、配線の自由度を持たせている。

 さらにTS550には、専用のリモコンも同梱。音量調整など、すべての機能をリモコンから行なう。このリモコンは、スピーカー上部に格納する事も可能。

 パッシブタイプであるTS500のインピーダンスは8Ω、標準入力は12W、最大入力は25W。最大音圧は86dB/W/m。重量は、TS550が5.5kg以下。TS500が2.5kg以下。

TS550の入力端子部は本体から取り外す事もできる
TS550のリモコン。スピーカー上部に格納可能

(山崎健太郎)