ニュース

バッファロー、「おもいでばこ」に取り込める動画/写真数を倍増。表示は20%高速化

おもいでばこ

 バッファローは、デジタルカメラで撮影した写真や動画を取り込んで、テレビにHDMI出力できるパーソナルコンテンツレコーダ「おもいでばこ(PD-100Sシリーズ)」のソフトウェアをVer.1.10にアップデートした。写真や動画を取り込める数を従来比2倍に強化したほか、写真の一覧画面の表示速度改善なども行なわれる。

 Ver.1.10へのアップデートにより、「おもいでばこ」へ取り込める写真・動画の最大数を従来比2倍の12万コンテンツ(または空き容量が無くなるまで)に強化。内部のデータベースを見直したことにより実現したもので、1TBモデル「PD-100S-L」の大容量がより利用しやすくなったとしている。

 例として、1,600万画素カメラで撮影した写真(約6MB/枚)を取り込む場合は、1TBの「PD-100S-L」は従来(Ver.1.00)の6万枚から新バージョン(Ver.1.10)では12万枚に、500GBモデル「PD-100S」は6万枚から7万2,000枚に増える。

 また、プログラムの最適化により、一覧/閲覧/全画面表示が従来比で最大20%高速化。よりスムーズに画面表示が行なえるという。アップデート後、電源オフ時に1度だけ、新たなサムネイルを作成するための最適化が行なわれる。

 さらに、カレンダー/一覧画面において、「すべて」の写真/動画の一覧表示に対応。これまでの一覧表示は最大でも年単位で、写真が複数年分ある場合は同じ操作を何度も繰り返す必要があったが、今回の一覧表示と一括操作が可能になった。これにより、例えば全写真のうち、特定のカメラの写真だけにタグを付けたり、iPhoneの写真を全て取り出すといった場合の手間が大幅に軽減されるという。

 そのほか、「最近とりこんだもの」一覧画面を、直近だけでなく過去の分までさかのぼって表示可能になった。前回分、前々回分と一回分ずつ最初の取り込みまでさかのぼることができ、その時取り込んだ写真だけを一括削除するといった操作が行なえる。

(中林暁)