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パナソニック、Bluetooth/無線サブウーファのシアターバー

実売45,000円。高さ55mmの「SC-HTB170」も

SC-HTB570

 パナソニックは、ワイヤレスサブウーファを採用したシアターバー「SC-HTB570」と、サブウーファを内蔵したシアターバー「SC-HTB170」、「SC-HTB65」を4月26日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はSC-HTB570が45,000円前後、SC-HTB170が26,000円前後、SC-HTB65が20,000円前後。

 SC-HTB570とSC-HTB170はHDMI入力を装備し、HDMI経由のリニアPCM音声の入力に対応。各モデルともテレビの音質強化を図れるほか、Bluetoothを内蔵し、スマートフォンなどの音楽をBluetooth経由で再生できることが特徴。

SC-HTB570

 ワイヤレスサブウーファを採用するほか、スピーカーの設置方法を縦/横に切り替えられるシアターバーシステム。スピーカー部とメインユニット、サブウーファから構成される。カラーはシルバー(-S)

 スピーカー部は左右独立した2つのスピーカーを合体させて、テレビの下や前にアンダースピーカー的に設置する「タテ型スタイル」と、テレビの両脇にサイドスピーカー的に設置できる「ヨコ型スタイル」を選択できる。サブウーファは2.4GHz帯を使ったワイヤレス仕様として設置自由度を高めている。

ヨコ型スタイル
タテ型スタイル

 声の帯域レベルを効果的にあげて、聞き取りやすさを向上する「明瞭ボイス」を搭載。4段階で効果レベルを調整できる。独自の音場制御技術により上下/左右方向の音場を広げる「3Dサラウンド」や、見ている番組のジャンルにあわせてサウンドモードを切り替える「番組ぴったりサウンド」などに対応する。

 また、Bluetoothも装備。スマートフォンやタブレットなどのBluetooth対応機器からの音声をワイヤレスで出力できる。対応プロファイルはA2DP。

 メインユニットの外形寸法は310×188×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.15kg。出力は60W×2ch+120W。入出力端子はメインユニット部に備えており、HDMI入力(ARC対応)と出力を各1系統装備。光デジタル音声入力も備えている。BDレコーダからのリニアPCM音声を直接HDMIから入力できる「ブルーレイリニアPCM」入力やHDMI CECに対応している。

 スピーカー部は、5.7cmコーン型ウーファ×1と2.5mmセミドームツィータ×1、ピエゾ型スーパーツィータ×1からなる3ウェイ3スピーカー。外形寸法は1,060×41×68mm(幅×奥行き×高さ/横置き時)/68×41×541mm(同縦置き時)。サブウーファ部の外形寸法は180×306×408mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.76kg。消費電力はメインユニットが47W、サブウーファが49W。

SC-HTB170/SC-HTB65

 テレビの前面に設置するタイプのシアターバーで、テレビ前においても画面を隠しにくい低背一体型の省スペース設計とした点が特徴。上位モデルのSC-HTB170はHDMI入力を装備する。

SC-HTB170-S
SC-HTB170-K
SC-HTB65-K

 本体の高さを55mmに抑えながら、サブウーファも内蔵したシアターバー。上位モデルのHTB170にはHDMIを装備するほか、不要な重低音振動を低減する「振動キラー」を搭載。階下や隣室への振動を抑えるため、夜間などに映画ソフトやゲームを楽しめるとする。

 高さは55mm(スタンド含めて66mm)で、ベーシックスタンドを使うと79mmとなる。また、HTB170の設置角度は0度、30度、80度のほか、90度での壁掛け設置の合計4種類の調整が可能となっている(HTB65は0度と90度のみ)。設置角度にあわせて自動的に音の指向性を切り替えるため、ユーザーが調整を行なう必要は無く、最適な音響を楽しめるという。

 出力はHTB170が30W×2ch+60W、HTB65が30W×2ch+30W。ユニットはフロント部が5.7cmコーン型ウーファと2.5mmセミドームツィータの2ウェイ2スピーカーで、サブウーファはHTB170が8cmコーン型ウーファ×2、HTB65は同ウーファ×1となる。

 セリフを聴き取りやすく再生する「明瞭ボイス」を搭載し、4段階の効果設定が可能。3Dサラウンドや音量オートなどの機能も備えているほか、Bluetooth Ver.3.0も装備。スマートフォンやタブレットなどのBluetooth対応機器からの音声をワイヤレスで出力できる。対応プロファイルはA2DP。

 また、HTB170のみ、IRシステムケーブルを同梱。さらに、見ている番組ジャンルにあわせてサウンドモードを調整する「番組ぴったりサウンド」やドラマやバラエティなど音量変化の少ない番組で消費電力を抑える「番組連動おまかせエコ」などを備えている。

 消費電力は30W(HTB170)/25W(HTB65)で、待機時消費電力は約0.2W。外形寸法は950×66×105mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.4kg(HTB170)、約3.2kg(HTB65)。

(臼田勤哉)