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ペンタックス、F1.8/フルHD動画対応のデジカメ「MX-1」
1/1.7型CMOS搭載、クラシックデザイン。実売5万円
(2013/4/9 12:13)
ペンタックスリコーイメージングは、コンパクトデジタルカメラの新製品「PENTAX MX-1」を5月3日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。カラーはクラシックブラック。
開放F値がF1.8~2.5と明るい光学4倍ズームレンズを採用したコンパクトデジタルカメラ。撮像素子は1/1.7型、有効1,200万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載する。「往年の銀塩カメラをイメージした」という本体デザインも特徴。ボディ内RAW現像機能や専用の露出補正ダイヤルなども搭載し、「一眼感覚で操作できる本格仕様」としている。
最高1,920×1,080ドット/30fpsのフルHD動画撮影にも対応。動画フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。上面には独立した動画撮影ボタンを備える。動画をスロー再生できる「ハイスピードカメラ」や、早送りで再生することができる「早送り動画」などにも対応。なお、これら2つの機能の利用時は記録サイズが640×480ドットとなる。本体にHDMIマイクロ端子を備え、テレビなどに接続できる。
レンズの焦点距離は35mm換算で28~112mm、光学ズームは4倍で、デジタルズームは1.95倍。画質を損なわずに画像を拡大するインテリジェントズームにも対応。7Mサイズでの撮影時は5.2倍、3Mでは7.8倍(3M時)となる。手ブレ補正はセンサーシフト方式と電子式を併用した「デュアル手ぶれ補正」を搭載。感度はISO 100~12800。
近接撮影の「1cmマクロモード」も搭載。顔検出や、ペット検出にも対応する。「ミニチュア」や「トイカメラ」など15種類のデジタルフィルタや、「のびーるフィルター」、「小顔フィルター」、「コラージュ」など画像処理機能も備える。画像のアスペクト比は4:3、16:9、3:2、1:1に対応する。
上下のカバーには真鍮を採用、グリップラバーにはシボ加工を施している。また、レンズリングなどの部分に金属パーツを使用し、高級感を持たせている。
記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードを使用し、Eye-Fiとの連動機能も装備する。液晶モニタは3型/92万画素で、上90度/下45度のチルトも可能。付属バッテリでの連続撮影時間は約290枚、再生時間は約280分。外形寸法は約122.5×51.5×60.0mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリ/SDカードを含む重量は約391g。RAW現像ソフトの「SILKYPIX Developer Studio 3.0 LE for PENTAX RICOH IMAGING」を同梱する。