ニュース

パイオニア、Wi-Fi Direct対応の5.1ch BDシアター

SACD/3D BD対応。カラオケのキー調整や簡易採点も

MCS-434

 パイオニアは、Blu-rayプレーヤー搭載の5.1chサラウンドシステム「MCS-434」を6月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

 Blu-ray 3DやSACD再生も可能なBDプレーヤーと5.1chスピーカーで構成するサラウンドシステム。BD再生時は、DTS-HD Master Audioや、ドルビー TrueHD、ドルビーデジタルプラスなどのフォーマットに対応。BD-Liveも利用できる。

 ネットワーク機能も備え、DLNA対応サーバーなどの動画/音楽を再生可能。ただし、DTCP-IP再生には対応しない。Wi-Fi Direct機能も備え、無線LAN環境が無くてもスマートフォン/タブレットなどと直接ワイヤレス接続して、動画/静止画などをBDプレーヤーで再生できる。そのほか、YouTubeや、インターネットラジオのvTunerのコンテンツも再生可能。再生対応ファイルは、動画がDivX/WMV/FLVなど、音楽はMP3/AACなど。

 スピーカーは、フロント/センター/サラウンドが密閉型で、いずれも6.6cm径のフルレンジユニットを搭載。サブウーファはバスレフ型で、 16cmのユニットを搭載する。アンプの定格出力は、合計1,000Wで、フロント/リア/センター/サブウーファそれぞれ170W。再生周波数帯域は、フロント/サラウンドが120Hz~20kHz、センターが110Hz~20kHz。

 仮想音場技術の「バーチャル3Dサウンド」を搭載。また、重低音を強化する「Bass Boostモード」や、フロントサラウンドモードも備える。そのほか、カラオケ向けの機能も搭載。キー/エコー調整のほか、ボーカルキャンセルや簡易採点などを備えている。

 USBも2系統備え、接続したiPod/iPhone/iPadの音楽再生も可能。FMチューナも内蔵し、ラジオをUSBメモリに録音することもできる。入力端子はHDMI 4系統、光デジタル音声1系統、アナログ音声1系統。そのほか、ポータブルオーディオ用の端子1系統も備える。出力端子はHDMI 1系統。

 消費電力は145W(待機時0.3W)。外形寸法と重量は、BDプレーヤー部が430×349×63mm(幅×奥行き×高さ)、3.1kg。スピーカーは、フロント/サラウンドが95×90×80mm(同)、0.4kg。センターが230×90×80mm(同)、0.7kg。サブウーファが130.5×375×420mm(同)、4.4kg。

(中林暁)