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エミライ、Resonessence LabsのDSD対応USB DAC「INVICTA MIRUS」

INVICTA MIRUS

 エミライは、カナダBCIC Designのオーディオブランド「Resonessence Labs」製品の取り扱いを開始。USB DAC「INVICTA MIRUS」とUSB DAC/ヘッドフォンアンプの「INVICTA(新バージョン)」を7月1日より発売する。価格はともに648,900円。

 INVICTA MIRUS(RSL-INVM)は、24bit/384kHz対応のUSB DACで、DSDにも対応するフラッグシップDAC。

 ESSのDAC「Sable 9018」を2基搭載し、8ch分の差動出力を全てモノラル出力に使用する構成で、低ノイズ化/低歪化を実現したという。対応フォーマットはWAV、AIFF、FLAC、DSDIFF/DSF。

 入力はSDカードスロットとUSB端子、AES/EBU×1、BNCデジタル×2、光デジタル×1。SDカードとUSB入力では、DSD128(5.6MHz)のDSDデータ再生に対応し、DSF、DFFファイルに対応。DSDのUSBでの取り扱いはDoP(DSD over PCM)となる。24bit/384kHzまでのPCMデータ再生にも対応する。出力端子は光デジタル×1、アナログ音声×2(XLR×1、RCA×1)。

 ダイナミックレンジは130dB(XLR)/125dB(RCA)。前面パネルには有機ELディスプレイを装備。従来モデルから前面パネルレイアウトを見なおして、サンプリングレートの確認をしやすくした。また、リモコン感度向上やApple IR Remote対応などを行なっている。消費電力は約30W。外形寸法は220×282×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg。

INVICTA(新バージョン)

 また、USB DAC/ヘッドフォンアンプの「INVICTA」もバージョンアップした「RSL-INV2」として発売する。

 新たにDACをES9016からES9018にアップグレード。ES9018はヘッドフォン用とライン出力用にそれぞれ1枚搭載。ヘッドフォン出力(バランス出力対応)は、ES9018を搭載する専用基板からダイレクトに信号伝送し、ヘッドフォンをドライブする。SD/USB(DoP)入力を備え、DSD128(5.6MHz)に対応。24bit/384kHzのPCMにも対応する。

 入力はSDカードスロットとUSB端子、AES/EBU×1、BNCデジタル×2、光デジタル×1。出力端子は光デジタル×1、アナログ音声×2(XLR×1、RCA×1)、ヘッドフォン×2。消費電力は約30W。外形寸法は220×282×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg。

(臼田勤哉)