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6月の電子機器出荷額は23カ月連続のマイナス。JEITA発表

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2013年6月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比77.6%の1,132億円で、23カ月連続のマイナスだった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比70.2%の550億円で23カ月連続のマイナス。音声関連機器は同91.8%の73億円で7カ月連続マイナス。カーAVC機器は同85.3%の508億円で、12カ月連続でマイナスだった。

 6月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比76.9%の42万8,000台。このうちインターネット動画対応は21万8,000台(同76%)、3D対応は7万8,000台(同65.3%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は18.2%だった。サイズ別では、29型以下が同70.1%の11万6,000台、30~36型が同82.1%の15万1,000台、37型以上が77.7%の16万1,000台で、構成比は順に27.2%、35.2%、37.7%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比72.8%の23万台。内訳は、BDレコーダが同67.9%の19万4,000台、BDプレーヤーが同117.8%の3万7,000台。DVDビデオは同71.9%の5万6,000台。

 ビデオカメラは前年同月比100.3%の11万7,000台。ICレコーダが12万3,000台(同107.1%)。ラジオ受信機は同92.1%の11万2,000台。ステレオセットは同49%の3万1,000台。スピーカーシステムは同88.6%の2万4,000台。

 カーナビは前年同月比89.1%の49万5,000台で、9カ月連続でマイナスとなった。

(一條徹)