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ドコモ、AQUOS PHONE ZETA SH-09D/sv SH-10DをAndroid 4.1にアップデート

 NTTドコモは、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」と、「AQUOS PHONE sv SH-10D」のOSバージョンアップを29日より開始した。新バージョンでは、「Google Now」などの機能が追加され、不具合の改善なども行なわれる。

AQUOS PHONE ZETA SH-09D
AQUOS PHONE sv SH-10D

 いずれもドコモの2012年夏モデルとして発売。今回のバージョンアップにより、表示速度やタッチ反応が改善されるほか、天気情報などをタイムリーに入手できる「Google Now」などのAndroid 4.1の新しい機能を使用可能。NOTTVの災害関連情報受信や、ドコモクラウドへのデータ保管などのサービスにも対応する。

 また、好きなときにアプリを呼び出してメモを残せる「書メモ」などに対応した「クイックツールボックスEX」の追加や、カメラアプリのUI刷新により、撮影画面でモバイルライトや手ぶれ軽減などの設定が可能になるなどの機能強化が行なわれている。合わせて、特定の条件下で電波環境が良好であるにも関わらず、アンテナが正しく表示されなくなる不具合も改善される。

 このほか、SH-09Dでは、コンテンツマネージャー内のファイル検索機能の拡張が行なわれ、画像サイズでの絞り込みが可能となる。SH-10Dでは、フリック操作で検索機能や「しゃべってコンシェル」を呼び出せるアシスト機能、NOTTVの音声を再生しながら他のアプリを使用できるバックグラウンド再生などの機能が追加される。

 アップデートは無線LAN経由で行なえるほか、スマートフォンをPCに接続して行なうことも可能。バージョンアップ後のビルド番号はSH-09Dが「02.00.03」、SH-10Dが「02.00.02」となる。

(一條徹)