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TANNOY、高域強化したスピーカー「Mercury Vi」シリーズ
ブックシェルフ型「Mercury V1i」は40,950円
(2013/9/9 19:43)
エソテリックは、英TANNOY(タンノイ)のスピーカー「マーキュリー Vi」シリーズ3機種を10月1日に発売する。価格は、トールボーイ型の「Mercury V4i」が57,750円/台、ブックシェルフ型の「Mercury V1i」がペアで40,950円、センタースピーカーの「Mercury VCi」が37,800円/台。
マーキュリー Viシリーズは、新たにマグネシウム配合のアルミドームツイータを搭載し、53kHzまでのワイドレンジ再生に対応した。ウーファは従来のVシリーズ同様、歴代最軽量かつ高剛性のマルチファイバーペーパーコーンを採用する。
搭載ユニットは、トールボーイ型のV4iが152mm径ウーファ×2、ブックシェルフ型のV1iが130mm径ウーファ×1、センタースピーカーのVCiが100mm径ウーファ×2。ツイータは3機種共通で、25mm径アルミドーム。
ドライバユニットの変更に伴い、クロスオーバーネットワークも刷新。高域側のコンデンサには独自のDMT(Differential Material Technology=素材差動技術)防振コンパウンドを採用し、音質に悪影響を与える振動を排除して、なめらかで精密な高周波帯域再生を可能にしたという。
内部配線には高純度シルバーコーティングOFC銅線を使用。エンクロージャは、内部ブレーシング(添木)とチャンバー構造により堅牢性を高め、共振による音色の変化も抑えたという。フロントバッフルには剛性の高いMDF素材を使用し、バスレフポートの共振周波数を低く設定することで、躍動感溢れる低域再生を図っている。表面の仕上げはシュガーメイプル木目調。新たに大型のスピーカー端子を採用し、V4iはバイワイヤリング接続に対応する。
V4iはMDF製スピーカーベースを標準装備し、設置安定性を高めている。V1iとVCiは、背面に市販のスピーカーブラケットに対応したマウント用ネジ穴を備え、壁掛けや吊り下げなどの設置に対応する。
機種名 | Mercury V4i | Mercury V1i | Mercury VCi | |
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ドライバユニット | ウーファ | 152mm径×2 | 130mm径×1 | 100mm径×2 |
ツイータ | 25mm径アルミドーム | |||
クロスオーバー 周波数 | 2.6kHz | 3.2kHz | 2.9kHz | |
推奨アンプ出力 | 10~140W | 10~70W | 10~90W | |
能率 | 91dB | 86dB | 90dB | |
インピーダンス | 8Ω | |||
周波数特性 | 32Hz~53kHz | 45Hz~53kHz | 67Hz~53kHz | |
エンクロージャ | リアバスレフ | フロントバスレフ | ツインリアバスレフ | |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 204×281×996mm | 170×255×300mm | 430×170×140mm | |
重量 | 14.7kg | 4.5kg | 4.9kg |