ニュース
ヒビノ、英PMCモニタースピーカーの家庭向け3機種
BB5-SE/MB2-SE/IB2-SE。262万円~525万円
(2013/10/1 12:02)
ヒビノインターサウンドは、英PMCのモニタースピーカー「SE Series」3機種を11月1日に発売する。ペアでの価格は「BB5-SE」が525万円、「MB2-SE」が315万円、「IB2-SE」が262万5,000円。
レコーディングスタジオや放送局などで採用されてきた、同社モニタースピーカーのロングランモデルを家庭向けにしたモデルで、「From Studio to Home」(スタジオ・サウンドをご自宅で)をコンセプトにしたというスペシャル・エディション(SE)。
キャビネットの仕上げは、「気品と贅沢さを匂わす」というローズ・マカッサルと、「洗練された落ち着きを感じさせる」というリッチ・マカッサルの2色を用意。専用スタンドとスパイクが付属。「PMCのトレードマークでもあるベース・ドライバーの形状を常にご覧いただくため」として、サランネットは付属しない。
いずれも3ウェイのフロア型のスピーカー。共通する特徴として、PMCの特許技術であるATL(アドバンスド・トランスミッション・ライン)を採用。「歪みのないバランスに優れた低域を実現する」という。さらに、エンクロージャ内のブレーシング(添木/補強板)を見直し、無駄な反響を抑制している。
ツイータとミッドレンジは3機種共通。ミッドレンジは75mm径ソフトドームタイプの「PMC75 SE」で、各音域のつながりを滑らかにするというアルミニウム鋼片削り出しのミッドレンジ・サラウンド・プレートも採用。ツイータは磁性流体冷却方式を採用した27mm径ソフトドームの「27mm SONOLEX」。
ウーファは、BB5 SEが380mm径のRadialドライバ、「MB2 SE」は310mm径のRadialドライバ。「IB2 SE」は250mm径のカーボンファイバー振動板を採用したユニットで、Nomexピストンを組み合わせている。
入力はトライアンプ、トライワイヤリングに対応。主な仕様は下表の通り。
モデル名 | BB5-SE | MB2-SE | IB2-SE |
全体の周波数特性 | 20Hz~25kHz | 25Hz~25kHz | |
クロスオーバー周波数 | 91dB | 89dB | |
入力感度 | 380Hz~3.8kHz | ||
インピーダンス | 4Ω | 8Ω | 4Ω |
推奨アンプ出力 | 300~1000W | 200~800W | 120~500W |
ツイータ | PMC75 SE 75mmソフトドーム | ||
ミッドレンジ | 27mm SONOLEX ソフトドーム磁性流体冷却方式 | ||
ウーファ | 380mm Radialドライバ | 310mm Radialドライバ | 250mm カーボンファイバー Nomexピストン |
ATL | 4m | 3m | 2.4m |
外形寸法 (幅×奥行き×高さ) | 432×810×1,040mm | 380×555×870mm | 330×485×740mm |
重量 | 87kg | 58kg | 49kg |