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エミライ、ORFEOモジュール搭載のAURALiC製バランス対応ヘッドフォンアンプ

ヘッドフォンアンプ「TAURUS MK2」

 エミライは、香港AURALiCのバランス駆動対応ヘッドフォンアンプ「TAURUS MK2」を10月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後。

 「AULALiCのアナログ回路研究の集大成」というORFEOクラスAモジュールを搭載し、対応ヘッドフォンをBTLのバランス駆動も可能なヘッドフォンアンプ。

 入力はRCA、XLRバランスを各1系統用意。出力は、アンバランス用の標準ジャック(アンバランスのSTDモードのみ)、バランス用の4ピンXLR、RCAプリアウト(STDモードのみ)、XLRプリアウト(2番HOT)を備える。バランス出力用の4ピンXLRのピン配線は、1ピンが左(正)、2ピンが左グランド(負)、3ピンが右(正)、4ピンが右グランド(負)。プリアンプとしても利用できる。

内部
背面。プリアンプとしても利用できる

 出力は32Ωの場合、STDモードで4,500mW、バランスで1,200mW。120Ωの場合はSTDで1,200mW、バランスで4,500mW。300ΩではSTDで500mW、バランスで2,000mW。

 超低ノイズのインプットバッファ回路により、ノイズレベル0.8uV以下、130dBを超える広ダイナミックレンジを実現。

 電源部にはプライトロンの3重シールド特注トランス(100V仕様)を採用し。コモンモードやディファレンシャルモードのノイズを強力にアイソレーションするという。

 消費電力は最大50W。外形寸法は33×23×6.5cm(幅×奥行き×高さ)。重量は3.6kg。

(山崎健太郎)