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パナソニック、レンズ交換式で世界最小の「LUMIX GM」。ボディに合皮素材採用
(2013/10/17 14:58)
パナソニック、レンズ交換式のデジタルカメラとして世界最小という、マイクロフォーサーズマウントのミラーレス一眼カメラ「LUMIX GM(DMC-GM1K)」を11月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後。標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」(DMC-GM1K)が付属する。
カラーはオレンジ、ブラック、ホワイト、シルバーを用意する。
4/3型、有効1,600万画素のLive MOSセンサーを搭載したミラーレスカメラ。 「コンパクトデジタルカメラ並」という小型ボディが特徴で、外形寸法は約98.5×30.4×54.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は本体のみで約173g、バッテリやメモリーカードを含めると約204g。マグネシウム合金を採用し、本体トップの3連ダイヤルにはアルミ削り出しパーツを使用。グリップ時に手が触れるボディ部分には合皮素材素材を配し、高級感を高めている。
Live MOSセンサーは、半導体の製造工程に微細化プロセスを導入することで、フォトダイオードの受光面積を拡大。ダイナミックレンジの拡大や、高ISO感度時のノイズ低減を実現。センサーに光を集める「オンチップレンズ」の形状を最適化したことで、従来機(DMC-GX1)と比べ、感度レベルを10%改善。S/Nも25%改善したとする。SSWF(超音波防塵フィルター)も採用している。
画像処理エンジンの「ヴィーナスエンジン」には、「新2次元ノイズリダクション」と「新マルチプロセスNR」を搭載。ノイズの低減化やノイズ質感を高度にコントロールし、高感度撮影時でもクリアで、ディテール描写性に優れた画質を実現するという。演算処理向上により、きめ細かな表現ができるという「新ディテール再現フィルター」も備えている。
センサー・エンジンの最適設計により、AF性能はセンサー駆動/レンズ制御の240fps化を実現。暗い場所でもピント合わせができる「ローライトAF」は、-4EVまでの対応に強化。「星明り下などの暗所でもピントの合った高画質撮影が可能になる」とする。
AVCHDとMP4(MPEG-4 AVC/H.264)での動画撮影も可能。AVCHDでは1,920×1,080/60i/約17Mbps、1,920×1,080/30p/約24Mbps/60i記録、1,920×1,080/24p/約24Mbps、1,280×720/60p/約17Mbpsからモード選択が可能。MP4では1,920×1,080/30p/約20Mbps、1,280×720/30p/約10Mbps、640×480/30p/約4Mbpsが選択できる。
撮影した写真を合成、ストップモーション動画が作成できる 「コマ撮りアニメ」機能も搭載。静止画・動画の管理ソフトで、動画の部分削除なども可能なPC向けソフト「PHOTOfunSTUDIO 9.2AE」も付属する。
22種類の効果から選べる 「クリエイティブコントロール」、設定/操作をガイドしてくれる「シーンガイド」機能も利用できる。記録メディアはSD/SDHC/SDXCに対応。
3型、約104万画素のモニタを採用。IEEE 802.11b/g/nの無線LAN機能も備え、スマートフォン/タブレットに専用アプリ「Panasonic Image App」(iOS/Android対応)をインストールすれば、撮影した写真をスマホ/タブレットに保存したり、そこからSNSにアップロードする事が可能。スマホ/タブレットからカメラを制御し、静止画・動画撮影を行なう事もできる。撮影後の自動転送も可能。