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バッファローのオーディオ用NASが、USB DAC接続とPCからのワイヤレス操作に対応

LS421D0402P

 バッファローは18日、オーディオユーザ向けNAS(LAN HDD)「LS421D0402P」のファームウェアアップデートを開始し、NASに接続したUSB DACをPCからワイヤレスで利用できるようになった。接続したUSB DACによるDSDファイルの再生にも対応する。

 最新ファームウェアVer.1.3では、USB機器をネットワーク上のPCから利用する「USBデバイスサーバー機能」が拡張され、対応デバイスにUSB DACが追加された。USB DACやUSB DAC機能を持つオーディオ機器をNASに接続し、NASにPCからアクセスすることで、離れた場所のPCからワイヤレスで再生操作などが可能。USB DACをPCとUSBケーブル接続せずに利用可能になるため、機器設置の自由度が向上する。なお、ワイヤレス操作はWindows PCのみ対応しており、Macは非対応。

 バッファローがDSDファイルの再生を動作確認したオーディオ機器は以下の通り。

・ティアック「UD-501」
・デノン「DCD-SX1」、「DCD-1500RE」
・マランツ「SA-14S1」、「NA-11S1」
・ラックスマン「DA-06」

 LS421D0402Pは、2TB HDDを2台内蔵したオーディオ向けNAS。直販価格は74,800円。DLNAサーバー「TwonkyMediaServer7.1」を搭載し、WAV、FLAC、Apple LosslessなどのロスレスオーディオファイルやDSDファイルを、DLNA経由で対応ネットワークプレーヤーなどに配信できることが特徴。

(一條徹)