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AudioQuest、スティック型USB DAC兼アンプの新バージョン「DragonFly ver.1.2」

DragonFly ver.1.2

 ディーアンドエムホールディングスは、米AudioQuestのヘッドフォンアンプ内蔵USB DAC「DragonFly」の新バージョン「DragonFly ver.1.2」を12月25日に発売する。価格は27,500円。

 USBバスパワーで動作する、スティック型のヘッドフォンアンプ内蔵USB DAC。従来モデル「ver.1.0」(27,500円)から、DACチップとアナログ出力ステージ間の回路を刷新。よりダイレクトな信号パスを作られ、「透明性や臨場感がさらに向上した」という。さらに、DACの電源も強化。「より魅力的で、一層ダイナミックなコントラストがもたらされた」という。

 外観はほぼ同じだが、改良されたアナログ出力ジャックのまわりがグレーになっている。

使用イメージ

 USB端子に本体を直接接続。出力はステレオミニを1系統備え、USBバスパワーで動作する。DACはESSの「Sabre 24bit ES9023」を採用。データは96kHzまでサポート。44.1kHz(グリーン)、48kHz(ブルー)、88.2kHz(イエロー)、96kHz(パープル)と、サンプリングレートによって、搭載するLEDのカラーが変化する。PCからのデータ転送には、アシンクロナス(非同期)伝送を採用する。

 また、44.1kHz/88.2kHz用と、48kHz/96kHz用の2つに独立したマスタークロックを使う事で、ジッタを低減している。

 USB端子の反対側にステレオミニのヘッドフォンジャックを備える。可変出力モードとライン出力モードを用意。64段階のアナログボリュームコントロールも可能。最小インピーダンスは12Ωで、最大出力は150mW。外形寸法は60×19×12mm(縦×横×厚み)で、重量は23g。

(山崎健太郎)