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三菱電機、プロジェクタ事業を終息

ホームシアター/ビジネス向けとも終了に

LVP-HC7900DW

 三菱電機はプロジェクタ事業から撤退した。ホームシアターと業務/ビジネス向けのいずれも事業終息する。すでに開発や生産は終了している。ホームシアター向けの「LVP-HC7900DW」なども在庫限りとなる。

 同社は1995年からプロジェクタ事業を展開していたが、映像事業の見直しに伴い事業を終息。ホームシアタープロジェクタでは、2012年10月発売の「LVP-HC7900DW」が最後のモデルとなる。また、業務向けプロジェクタでは、輝度4,000ルーメン以上の高輝度プロジェクタなどで「2位グループ」のシェアを持っていたが、こちらも事業終了となる。

 アフターサービスについては、ランプや部品は製造終了後も8年間は供給。修理についても終了後8年間は三菱電機システムサービスが担当する。

 三菱電機の映像事業では、民生用でシェアトップを誇った液晶ディスプレイや、Blu-rayレコーダも事業終息を決定。今後も展開する事業は、液晶テレビとサイネージ、業務向けのDLPリアプロジェクション、プリンタなど。

(臼田勤哉)