ニュース

JEITA、11月の電子機器出荷金額は3カ月連続プラス

映像/カーAVCはプラス、音声関連は12カ月連続マイナス

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2013年11月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比108%の1,295億円で、3カ月連続でプラスとなった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比104.8%の694億円で2カ月ぶりにプラスになった。音声関連機器は同65.9%の83億円で12カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同126.2%の518億円で、4カ月連続のプラスとなった。

 11月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比99.7%の51万5,000台。このうちインターネット動画対応は27万7,000台(同117.1%)、3D対応は10万6,000台(同124.1%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は20.5%だった。サイズ別では、29型以下が同79.3%の12万7,000台、30~36型が同89.5%の16万5,000台、37型以上が129.7%の22万3,000台で、構成比は順に24.6%、32.1%、43.3%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比102.6%の30万3,000台。内訳は、BDレコーダが同99.2%の24万9,000台、BDプレーヤーが同121.5%の5万4,000台。DVDビデオは同79.8%の8万6,000台。

 ビデオカメラは前年同月比72.2%の9万7,000台。ICレコーダが10万5,000台(同86.4%)。ラジオ受信機は同112.2%の12万3,000台。ステレオセットは同80.7%の4万1,000台。スピーカーシステムは同152.4%の5万1,000台で、5カ月連続でプラスとなった。

 カーナビは前年同月比126.3%の48万9,000台で、4カ月連続でプラスとなった。

(一條徹)