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JEITA、1月の電子機器出荷金額は2カ月ぶりのプラス

テレビは前年比125%に。BDレコーダも増加

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 電子情報技術産業協会(JEITA)は20日、2014年1月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比125.3%の1,145億円で、2カ月ぶりのプラスとなった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比122.9%の519億円で2カ月ぶりにプラスになった。音声関連機器は同95.5%の89億円で14カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同136.5%の536億円で、6カ月連続のプラスとなった。

 1月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比124.8%の41万6,000台。このうちインターネット動画対応は21万2,000台(同142.3%)、3D対応は7万6,000台(同132.7%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は18.3%だった。サイズ別では、29型以下が同84.5%の10万3,000台、30~36型が同129.5%の14万4,000台、37型以上が169%の16万8,000台で、構成比は順に24.8%、34.7%、40.5%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比111.4%の21万6,000台。内訳は、BDレコーダが同110.5%の16万9,000台、BDプレーヤーが同114.4%の4万7,000台。DVDビデオは同93.2%の7万6,000台。

 ビデオカメラは前年同月比97%の10万台。ICレコーダが11万台(同141.6%)。ラジオ受信機は同74.1%の10万3,000台。ステレオセットは同107.5%の3万6,000台で、9カ月ぶりにプラスとなった。スピーカーシステムは同125.4%の3万6,000台。

 カーナビは前年同月比153.5%の51万7,000台で、6カ月連続でプラスとなった。

(一條徹)