ニュース
ペガシス、コンシューマ用ビデオ編集ソフトに4K対応「DivX HEVC」を採用
(2014/1/9 15:53)
ペガシスは9日、RoviとDivX HEVC技術に関するライセンス契約を締結したと発表した。ペガシスのコンシューマ向けビデオ編集ソフトやエンコードソフトに、4Kにも対応したDivX HEVC技術を搭載する。
DivX HEVC対応により、次世代映像コーデック「HEVC」を使った映像のエンコードなどが可能になり、DivX HEVC UltraHD/4K、1080、720pなどのプロファイルが用意される。ペガシスのソフトを使って作成したビデオ映像を、DivX HEVC認証デバイスや、Windows、Macを搭載したパソコン/モバイルデバイスなどで再生可能になる。
DivX HEVCには、コンテンツ制作者向けのMainConceptエンコーディングSDKや、サービスプロバイダなどがマルチスクリーン向けに配信するためのDivX Video ServiceとDivX DRM、PCベースでDivX HEVCコンテンツの作成と再生が行なえるDivX10ソフトウェアツールなどが含まれている。
ペガシスの海老根崇CEOは、「今日のコンシューマは、4K(UltraHD)をはじめとする最新の高精細フォーマットのビデオコンテンツを楽しむためのツールを求めている。ペガシスのソフトウェアにDivX HEVCプロファイルを統合することで、コンシューマがDivX HEVCコンテンツをDivX認証デバイスで再生する方法を提供できるようになる」とコメント。
また、Roviのプロダクトマネジメント担当シニアバイスプレジデントのカナーン・ジェミリ氏は、「ペガシスのように人気の高いソフトウェアツールにDivXビデオプロファイルが実装されることで、DivX HEVCビデオコンテンツの作成が広く普及し、DivXエコシステムがさらに盤石なものになることを期待する」とコメントしている。