Rovi、CESでDivX関連新技術を紹介。4K DivX HEVC対応のDivX 10.1も公開

　Roviは、2014 Internationa l CESにあわせて、HEVC対応のストリーミングソリューション「DivX Live」など、DivXやHEVC/H.265関連の発表を行なった。また、4K DivX HEVC対応のDviX最新バージョンDivX 10.1も提供開始する。

　DivX 10.1は、4Kの高画質DivX HEVCビデオの作成/再生/ストリーミングに対応したコンシューマ向けの統合ビデオアプリケーションでWindows版とMac版を用意。最新版の10.1では、DivX Converterに新しいエンコーディングモードのプリセットを追加したほか、DivX PlayerにDLNA Controllerが追加された。また、DivX Plus Streamingコンテンツのオフライン再生に対応した。

　DivX Liveは、MPEG-DASH準拠のフォーマットで、HEVCをサポート。放送やライブイベント放送をモバイルデバイスで受信するためのTV Everywhereストリーミングサービスを実現するという。CESではAndroidタブレットへの720pストリーミング配信などを紹介する。また、DivX HEVC Ultra HD(4K)ビデオをSTBにストリーミングする際のエンコーディング/デコーディングのデモなども実施予定。

　あわせて、船井電機とDivX Plus Streaming/DivX HEVCに関するライセンス契約を結んだことも発表。船井はグローバル市場向けに開発するテレビのDivX対応が可能になる。