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JAVS、DSD対応でI2S入出力も備えたヘッドフォンアンプ。USB DAC単体も

ヘッドフォンアンプ「X3-HDSD-HPA」

 zionoteは、JAVSブランドのDSD、24bit/192kHz対応のヘッドフォンアンプ「X3-HDSD-HPA」と、USB DAC「X3-HDSD-DAC」を1月27日に発売する。価格は各42,000円。

 どちらもPCとUSB接続が可能で、PCMは24bit/192kHzまで対応、非同期伝送とビットパーフェクトもサポートする。DSD再生も可能で、2.8MHzと5.6MHzに対応。PCM変換をしない、DVDネイティブ再生となる。専用ドライバのインストールで、Windows XP/Vista/7/8/8.1で利用可能。発売中USB DDC「X-DDCplus」用をベースとしたドライバを使うことで、高い安定性を実現したという。Mac OSはOS標準ドライバで動作する。

「X3-HDSD-HPA」の背面
USB DAC「X3-HDSD-DAC」の前面と背面
「X3-HDSD-HPA」の内部

 DACはシーラス・ロジックの「CS4398」を採用。独自の「JAVSLINK」により、I2S信号の入出力も可能。DSDにも対応した「JAVSLINK2」を採用しており、同じくJAVSLINK2を備えた他の機器と接続できる。端子は、ヘッドフォンアンプの「X3-HDSD-HPA」が入出力を各1系統装備。USB DAC「X3-HDSD-DAC」は入力のみ1系統となる。なお、JAVSLINK2は、従来のJAVSLINKからの入出力には対応しない。

 ヘッドフォンアンプ「X3-HDSD-HPA」には、ハイエンドDAC「X-DAC-HDSD」と同じく。AクラスMOSFETディスクリートによるアンプ回路を搭載。ヘッドフォン出力は標準端子×1で、出力は500mW×2ch(16Ω)、250mW×2ch(32Ω)、27mW×2ch(300Ω)、13mW×2ch(600Ω)。その他の端子は前述のように、JAVSLINK2入力×1、JAVSLINK2出力×1、USB入力×1を用意する。外形寸法は137×153×36mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は600g。電源はACアダプタを使用する。

 USB DAC「X3-HDSD-DAC」は、入力としてUSB×1、JAVSLINK2×1を装備。出力はアナログRCA×1で、音量可変可能。端子は金メッキ処理されている。外形寸法は137×153×36mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は600g。電源はACアダプタを使用する。

(山崎健太郎)