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日テレ、「ガッチャマン」などのタツノコプロを子会社化

 日本テレビ放送網は、「ガッチャマン」や「ハクション大魔王」などのアニメーション映画やキャラクターの企画制作会社であるタツノコプロを子会社化すると発表した。タツノコプロの親会社であるタカラトミーからタツノコプロ株式の54.3%を取得する。

 タツノコプロは、1962年に設立されたアニメーション映画/キャラクターなどの企画製作会社。「科学忍者隊ガッチャマン」「ハクション大魔王」「マッハGo Go Go !」などの人気コンテンツを発表し、映像・キャラクター関連の国内外のライセンスを多数保有している。日本テレビは、2009年に映画「ヤッターマン」で30年振りのリメイクを行なったほか、「ガッチャマン」のリメイクについても、情報番組「ZIP!」内のアニメコーナー「おはよう忍者隊ガッチャマン」の放送から'13年8月の劇場映画公開まで、2年をかけて取り組んだ。

 日本テレビでは、タツノコプロ子会社化の理由について、「タツノコプロのコンテンツには、他者原作を元にしないオリジナルアニメが多くあり、商品化やリメイクを単独で判断できる原作者としての権利を保有する作品が50以上。日本テレビグループ内に迎え入れることで、リメイクとコンテンツビジネスを戦略的に展開できると考えた」としている。

 また、今回の株式取得を契機に、日本テレビとタカラトミーはキャラクタービジネス分野において連携を強化していく。

(臼田勤哉)