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ソニー、レンズ型カメラ「QX100/QX10」のフルHD動画撮影対応ファームウェア公開

 ソニーは、レンズ型デジタルカメラ「DSC-QX100」と「DSC-QX10」のファームウェアアップデートを31日より開始した。新たにフルHDでのビデオ撮影などに対応する。

DSC-QX100(電源OFF時)
DSC-QX10のホワイト(電源ON時)

 DSC-QX100/10は、デジタルカメラからレンズ部のみを取り出したような本体に、レンズやCMOSセンサー、メモリーカードスロット、バッテリなどを備えたデジタルカメラ。ファインダやモニタは搭載せず、無線LAN接続したスマートフォンの画面を見ながら撮影/操作する。高画質上位モデル「DSC-QX100」は、カール・ツァイス Vario-Sonnar T*レンズと、1型/有効2,020万画素 裏面照射CMOSセンサーを搭載。高倍率モデル「DSC-QX10」は1/2.3型 有効1,820万画素のExmor R CMOSと、光学10倍ズームのGレンズを搭載する。

 今回のアップデートにより、1,920×1,080ドット/30fpsのフルHD(MP4)動画撮影に対応する(従来は最高1,440×1,080ドット/30fps、MP4)。また、静止画機能については、新たにISO感度上限値の変更や、ISO感度のマニュアル設定を追加。ISO感度設定は、QX100がISO160~12800まで、QX10がISO100~3200まで選択可能になる。また、QX100のみシャッタースピード優先モードが追加される。

(臼田勤哉)