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iFI、DSD/ウォークマン対応ヘッドフォンアンプ「mini iDSD」発表

ヘッドフォンアンプ兼DACの「mini iDSD」

 トップウイングは、英iFIオーディオの新製品ライン「mini」シリーズを販売する。シリーズ第1弾として、フルバランス構成でDSDに対応する、ヘッドフォンアンプ兼DACの「mini iDSD」を5月に発売する。価格は未定。2月8日に東京・中野サンプラザで開催される、「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研) 2014年冬」にプロトタイプを出展する。

 また、miniシリーズのラインナップとして、据置型バランス・ヘッドフォンアンプ「mini iCAN」、バランス型の真空管プリアンプ兼プロセッサ「mini iTube」も予定。2014年度内の発売を目指しているという。

昨年12月に開催された「広州AVフェスタ」での写真。左がmini iDSD、右がmini iTube
上がmini iDSD、下mini iCAN
「mini iDSD」の背面

 第1弾モデルの「mini iDSD」は、ヘッドフォンアンプ兼DAC。USB 3.0を備え、iPhone/iPadやAndroid端末と接続可能。ウォークマンとの接続もサポートするという。

 USB以外にも光デジタル、同軸デジタル、AES-EBUバランス/アンバランスBNC(選択式)の入力端子を搭載。PCMは24bit/384kHzまで(同軸/光デジタル入力では192kHzまで)対応。DSDは2.8/3.1/5.6/6.2MHzに対応。352.8/384kHzのDXDもサポートする。

 DACはTIバーブラウン製で、4個搭載したクワッドコア、デュアルモノ・フルバランス構成。デジタルフィルタはPCMで4段階、DSDで3段階から選択可能。Bluetooth受信にも対応しており、aptXをサポートする。

 出力は標準ヘッドフォン端子、バランスのXLR、ステレオアナログRCAを各1系統搭載する。

 ボリュームはバランスド4ウェイ・プレシジョン・アナログ仕様で、ラインアウト時にバイパスすることも可能。ダイナミックレンジは119dB以上。ヘッドフォンの出力ゲインは0/10/20dBから選択可能。

(山崎健太郎)