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パナソニック、業務用の98型/84型4K液晶を今秋に市場投入。「ISE 2014」に出展

 パナソニックは、2月4日~6日にオランダ・アムステルダムで行なわれる「Integrated Systems Europe 2014(ISE 2014)」において、今秋グローバルで投入予定の84型4K対応業務用液晶ディスプレイやプロジェクター新製品計10シリーズを展示すると発表した。

 プロフェッショナル向けAV機器やシステムインテグレーションの展示イベントであるISE 2014において、パナソニックは業務用液晶ディスプレイや、業務用のDLP/液晶プロジェクタを出展。同社ブース(ホール1/ブース1-H70)の「イノベーションコーナー」において、84型の4K対応業務用液晶ディスプレイや、縦横360度の設置が可能な業界初という6,000ルーメンレーザー1チップDLPプロジェクタなどを展示する。同社は、98型と84型の4K対応業務用液晶ディスプイを今秋グローバル市場に投入することを明らかにしている。

 このほかにも、プロジェクションマッピング向けのアプリケーションなどを紹介する「プロフェッショナルディスプレイコーナー」や、プロジェクタと超短焦点レンズを用いたアミューズメント施設向けなどの「パブリックディスプレイコーナー」、ホワイトボード機能内蔵のマルチタッチスクリーンなどの「コラボレーションディスプレイコーナー」を用意する。

 ディスプレイ製品は、マルチスクリーンに適した狭額縁などが特徴のビデオウォール「LFV5シリーズ」(TH-55/47LFV5)や、マルチタッチスクリーンディスプレイ「LFB70シリーズ」(TH-80/65/50LFB70)、ネットワークディスプレイ「LFC70シリーズ」(TH-80/65/50LFC70)など5シリーズ10機種を展示。

 プロジェクタは3チップDLPで16,000ルーメンの高輝度を実現した4灯式光学システム搭載の「DZ16K」や、レーザー光源の1チップDLPプロジェクタ「RZ670シリーズ」(PT-RZ670/RW630)、レンズ交換式液晶プロジェクタ「EZ580シリーズ」(PT-EZ580/EW640/EX610/EW540/EX510)、ポータブル液晶プロジェクタ「LB360シリーズ」など5シリーズ20機種を出展する。

(中林暁)