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JEITA、2月の電子機器出荷金額は2カ月連続でプラス

テレビ出荷台数は前年同月比145%。37型以上は158%

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 電子情報技術産業協会(JEITA)は19日、2014年2月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比118.3%の1,294億円で、2カ月連続でプラスとなった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比121.6%の663億円で2カ月連続のプラス。音声関連機器は同94.2%の77億円で15カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同118.6%の554億円で、7カ月連続のプラスとなった。

 2月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比145.2%の57万9,000台。このうちインターネット動画対応は27万4,000台(同163.2%)、3D対応は11万6,000台(同205%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は20%だった。サイズ別では、29型以下が同132.2%の14万7,000台、30~36型が同142.5%の20万7,000台、37型以上が158.2%の22万6,000台で、構成比は順に25.3%、35.8%、38.9%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比110.5%の27万2,000台。内訳は、BDレコーダが同108.5%の22万4,000台、BDプレーヤーが同120.5%の4万8,000台。DVDビデオは同91.5%の6万4,000台。

 ビデオカメラは前年同月比84.6%の11万2,000台。ICレコーダが13万6,000台(同102.6%)。ラジオ受信機は同116.1%の13万5,000台。ステレオセットは同91.8%の3万8,000台。スピーカーシステムは同145.3%の3万6,000台で、8カ月連続でプラス。

 カーナビは前年同月比126%の54万6,000台で、7カ月連続でプラスとなった。

(一條徹)