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ベンキュー、輝度6,000ルーメンのフルHDプロジェクタ

HQV搭載の高輝度DLPモデル「SH963」

SH963

 ベンキュージャパンは、輝度6,000ルーメンのフルHD DLPプロジェクタ「SH963」を3月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は598,000円前後。同社プロジェクタのフラッグシップ機となり、高輝度を活かしたデジタルサイネージや屋内におけるプロジェクションマッピング、大教室などでの使用を想定している。

 解像度1,920×1,080ドットのDMDを搭載したDLPプロジェクタで、輝度は6,000ルーメン、コントラスト比は8,300:1。中間色の輝度を向上するBrilliantColor技術のほか、SiliconOptixによる高画質技術「HQV(Hollywood Quality Video)」を搭載し、様々なソースの映像をくっきりと再現するという。

 レンズは1.5倍のマニュアルズームで、投写画面サイズは28型~300型に対応。レンズ横のスティックコントローラを操作することで、上下120度、左右40度のレンズシフト調整が行なえる。台形補正機能も備えている。

SH963
背面

 入力端子はHDMI×2と、5BNC×1、、コンポジット×1、アナログRGB(ミニD-Sub 15ピン)×1、アナログ音声×1。10W×1chのスピーカーも内蔵する。出力端子はミニD-Sub 15ピン×1と、アナログ音声×1。プロジェクタに電源が供給されると、自動的に起動する「ダイレクトパワーオン」を搭載。ランプは350W×2灯で、標準で最大2,000時間、エコノミーで最大2,500時間の利用が可能。

 動作音44/40dB(ノーマル/エコノミー)。消費電力は最大1,023W(待機時:0.5W)。外形寸法は443×354.7×167mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約12kg。

(臼田勤哉)